目次
この接続とは、インタラクティブクライアントまたはランタイムリソース⇔アプリケーションサーバー間の接続になります。
接続モードは、大きく分けると「WCF」または「.Net Remoting」のいずれかを利用します。プロセス間通信としては、WCFが新しいものになり、特に理由が無い限りは**「WCF」を選択**するのが良いでしょう。
※ .Net Remotingは、WCFに比べて通信量や処理が少ないため、一部の環境には適している場合がありますが、ほとんどの場合には、気にするものではないかもしれません。また、将来的に.Net Remotingが廃止される可能性もあります。.NET リモート処理は、旧バージョンとの互換性のためだけにサポートされているレガシー製品
下記のような、接続モードがあります。アプリケーションサーバーに対して選べる接続モードは1つのみになります。
WCF:メッセージの暗号化とWindows認証を使用するSOAP | WCF:トランスポートの暗号化とWindows認証を使用するSOAP | WCF:トランスポートの暗号化を使用するSOAP | .NET Remoting:セキュア | .NET Remoting:安全でない | WCF:安全でない | |
---|---|---|---|---|---|---|
デバイス間に信頼関係が必要ですか | はい | はい | いいえ | はい | いいえ | いいえ |
Blue Prism認証モード | Blue Prismネイティブ/シングルサインオン | Blue Prismネイティブ/シングルサインオン | Blue Prismネイティブ | Blue Prismネイティブ/シングルサインオン | Blue Prismネイティブ | Blue Prismネイティブ |
サーバー側の証明書が必要ですか | いいえ | はい | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
トランスポート | SOAP over HTTPS | SOAP over HTTPS | SOAP over HTTPS | TcpChannel over SChannel | TcpChannel | SOAP over HTTPS |
このサイトでの見解は以下です。
ユースケース | 接続モード |
---|---|
検証や評価(PoC環境など) | WCF:安全でない |
環境がドメインに参加していない場合 | WCF:トランスポートの暗号化を使用するSOAP |
環境がドメインに参加している場合 | WCF:メッセージの暗号化とWindows認証を使用するSOAP |